研究

【お知らせ】関西大学ソシオネットワーク戦略研究機構の共同研究プロジェクト参画に関するお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

一般社団法人Tannboは、関西大学ソシオネットワーク戦略研究機構の2026年度公募研究に採択された研究プロジェクト「農地集約マッチングの理論と実践」に、共同研究機関として参画することをお知らせいたします。

本研究プロジェクトは、慶應義塾大学大学院経営管理研究科の渡邊直樹教授を研究代表者とし、経済学の専門家と社会実装の現場が密接に連携する共同研究として推進されます。ノーベル経済学賞の対象としても知られる「マッチング理論」を応用し、分散する農地を効率的に集約するための制度設計から、アルゴリズムの事前評価、そして社会実装までを一貫して行うことを目的としています。

当法人はこれまで、岩手県を中心とする複数の自治体において、日本初となる大規模な農地集約マッチングの実証および社会実装を主導してまいりました。

本プロジェクトにおいて、当法人は主に「社会実装」パートの推進を担当いたします。当法人からは代表理事の小野寺直喜がこれまでのシステム稼働実績や行政現場における実務的な知見を活かして参画し、当法人学術顧問の黒阪健吾(東北学院大学経済学部准教授)が専門的な研究者の見地からマッチング理論や実験室実験の検討等を通じて対応いたします。マッチング理論を現実の社会課題解決へと落とし込む当法人のアルゴリズム実装能力と実務運用ノウハウが、本研究の重要な基盤として活用されます。

本プロジェクトを通じて、当法人はこれまでの実装実績を基盤としながら、以下の要素を反映した「新たな農地集約マッチングアルゴリズム」の研究開発に取り組みます。

現場の制約条件を反映した高度化:農地が隣接することによる付加価値の評価や、自治体等の農政的意向など、実証事業を通じて明らかになった現場特有の複雑な要請や制約条件を計算処理に組み込み、より精緻なマッチングを実現するアルゴリズムへの改良を行います。

他作物・多地域への適用拡張:従来の稲作向け圃場マッチングで得られた知見を応用し、休耕・放棄茶園など、収穫サイクルや栽培条件が異なる他の作物への適応性を備えた汎用的なモデルへの拡張を検討します。

当法人は本共同研究を通じて、最新のデータサイエンスと経済理論に基づくアルゴリズムのさらなる高度化を図り、農業分野における生産効率の向上と持続可能な営農環境の構築に貢献してまいります。

本件に関する今後の進捗等につきましては、随時ウェブサイトにてご報告いたします。

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